
SDGsの取り組み
SDGsとは?
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは、 2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、 2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。 17のゴール・169のターゲットから構成され、 地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。

今津運動公園におけるSDGsの取り組み
弊社の指定管理事業を通じて取り組んできた、 みどりを通じてサービスを提供する事業について、関連する業務をSDGsのゴールとターゲットに紐づけし、 持続可能な開発目標として社会貢献の一つとして5年間を通じて取り組みます。

緑地や公共スペースへのアクセスを提供する
幼児・高齢者、障がい者からアスリートまですべての利用者が健康やからだづくりのためにアクセスできる芝生マットの緑のサービスを提供する。
- 裸足で駆け回れる「明るい芝生広場」、彩のある緑の散歩道、裸足で歩けるバリアフリー動線
- 芝生広場のマット化
- 地域コミュニティの創生

総合的な災害リスク管理を策定し、実施する
総合的な災害リスク管理を策定し、実施する大規模災害、局地的集中豪雨、予測しえない事故、感染症対策など予測しえないリスクに対し定期的なリスクマネジメントを実施するとともに事業継続プラン、対応マニュアル、地域共同をすすめることで、リスクの低減をはかり、備える。
- 総合的なリスクマネジメント

教育を通して 持続可能な開発に必要な知識・技能を得られるようにする
企画事業や地域連携活動等を通じて利用者とともに公園生態系の現状調査実施や動植物等の知識を高め、生物多様性の理解をすすめる。
- こども樹木医教室、花の摘み取り園
- 出前授業の実施
- 鳴きムシロードの整備と観察会の開催


透明性の高い公共機関を発展させる
ホームページや掲示板を通じて市民にとって利便性の高い情報を提供し、公共事業としての指定管理公園の運営の見える化をすすめる。
- 園内インフォメーションの充実
- インターネット・コミュニケーションボード、苦情・要望に対する対応の公表
- 公園管理の透明性

絶滅危惧種の保護と絶滅防止のための対策を講じる
公園に生物多様性を意識した管理されたエリアを設けて、楽しみながら利用者とともに在来生態系の現状調査を行う。
- 季節の野草が美しい草地(メドウ)の創生
- 鳴きムシロードの整備と観察会の開催
外来種対策を導入し、生態系への影響を減らす
これまでに確認されているセアカコケグモ、メリケントキンソウ等の発生モニタリングや対策に加えて発見されていないハザードとしてツマアカスズメバチ等を意識した対策も行う。
- 施設の安全管理

鳴きムシロードの整備と観察会の開催
私達の周りの身近な環境も、都市化とともに大きく変化し、 生きものの種類もまた変わってきました。 原っぱや空き地がなくなり、そこにいたムシたちもいつの間にか消えようとしています。 公園の一部に彼らの棲処を整備し、いろんな生きものが共にある環境に 実際に触れあえることは、公園が担うことが出来る価値ある一面と考えます。 弊社では5 年前からこの企画を実践し、観察会や鳴くムシの種類を調査する企画を 継続しています。 今後この規模を拡大し、より多くのムシや生きものに触れ合うことが出来る場所として 継続発展させて行きます。
- ・鳴きムシロードの整備と観察会の開催
5年間で確認できた主な鳴きムシ
キリギリス、エンマコオロギ、ツユムシ、クツワムシ、カネタタキ、カンタン、ウマオイムシ、マツムシ、スズムシなど

今津干潟のカブトガニ紹介コーナーの設置
国内でも有数のカブトガニの産卵場となっている今津干潟を紹介するコーナーを管理事務所ホールに設置し、博多湾西部エリアの貴重な海洋環境保全について発信します。 干潟に生きる植物や他の生きものとの関わりも毎年調査して資料の充実をはかります。
- 常設展示物の整備と年数回の観察会開催